海外旅行の準備！出発前にやるべきアプリ設定（翻訳・地図・通貨）

普段、あまり訪れない海外旅行へ行くときには、観光地への移動や、 食事、ショッピングなどに困らない様に、旅行ガイドなどを購入していくかと思います。

さらに、みなさんがお使いのスマホを、ちょっと海外旅行にそなえたセットアップをしておくことで、海外旅行が便利になるだけでなく、いざという時に、旅先でのトラブル等を未然に防止する事ができます。

スマホで翻訳機能（Ｇｏｏｇｌｅ翻訳）

google翻訳アプリは、テキスト入力により 103 言語間の翻訳が可能です。

google翻訳アプリは、テキスト入力モードや、音声入力でリアルタイムに翻訳できる会話モードに加えて、カメラモードという機能があります。

テキスト入力モードは、あらかじめ使いそうな言葉を事前に「フレーズ登録」をしておくことで、その都度、翻訳操作を行わなくても翻訳ができます。

翻訳した言葉は、スマホ画面全体に拡大表示したり、音声として再生できるため、相手に伝えやすくする機能が備わっていますので、単なる翻訳アプリという使い方ではなく、旅行先で使うことが意識されたアプリになっています。

カメラモードは、食事のメニュー表示や、現地でもらった地図、行先掲示板など、現地の文字表示を自分で転記する必要がなく、自動的に文字認識されて、その文字を日本語で書き換えて表示してくれます。

表示される位置や文字の大きさまで、調整して表示してくれる、優れた機能ですね。

また、google翻訳で様々な言語の翻訳するには、インターネット環境（海外ＳＩＭ・Ｗｉｆｉなど）が必要ですが、インターネット環境が準備ができない場合や、圏外の場合もあるため、あらかじめ渡航先の公用語をダウンロードしておくことで、インターネットに接続しなくても利用する事が可能です。

オフライン翻訳は、出国前に、アプリのメニューから「オフライン翻訳」を選択し、言語データをダウンロードしておくことをおすすめします。

タップして翻訳: アプリ内のテキストをコピーすると、翻訳が表示されます
オフライン: インターネットに接続できない場合でも翻訳可能（59 言語に対応）
リアルタイム カメラ翻訳: カメラを使ってリアルタイム翻訳（38 言語に対応）
カメラモード: テキストを撮影して翻訳。より高精度な翻訳が必要な場合に最適（37 言語に対応）
会話モード: 音声入力で 2 言語をリアルタイム翻訳（32 言語に対応）
手書き入力: キーボードを使わずに文字を手書きして翻訳可能（93 言語に対応）
フレーズ集: もう一度見たい翻訳にスターを付けて保存（全言語に対応）

引用元：google翻訳

スマホで地図機能（ｇｏｏｇｌｅマップ）

googleマップは、普段から使っている人が多いと思いますので、その基本機能自身は、説明する必要はないかと思います。

ルート検索や、お店の情報はもちろん、旅行に役立つ機能として、「現在地の共有」と、「オフラインマップ」の利用をおすすめします。

現在値の共有は、メール・ＬＩＮＥなどを使って、自分が今いる場所を、他の人へ通知することができる機能です。この機能は、特に、事前設定は不要ですが、同伴者といっしょに操作方法を確認しておくと良いですね。

この、googleマップについても、旅先でインターネット環境が準備できない場合や、圏外の場合でも利用できるように、オフラインマップ機能があります。

最短ルートを検索して目的地まで到着
・リアルタイムで予定到着時刻を計算、渋滞状況を確認
・便利な電車やバスの乗換案内
・渋滞、交通事故、通行止めなどを考慮した自動ルート再探索で時間を節約
地元の人にも負けない情報網で注目の場所を発見
・地元のレストランやイベント、あなたに合った情報を発見
・関心のあるエリアで話題のスポットや新規オープン情報を確認
・レストランやお店の「おすすめ度」を数値でお知らせ。お店選びがより安心に
・リアルタイムな投票機能で、グループでのお出かけ計画も簡単
・お気に入りの場所をリストにまとめて友だちと共有
・地元に詳しいユーザーや Google、出版社のおすすめ情報をフォロー
Google マップその他の機能
・インターネット接続がなくてもナビの使用が可能
・ストリートビューやレストラン、お店、美術館、博物館などの屋内画像
・空港やショッピング モール、スタジアムなどの大型施設で迷わないインドアマップ

引用元：googleマップ

スマホで何でも理解（Ｇｏｏｇｌｅレンズ）

googleレンズは、あまり知らない人が多いと思います。

スマホカメラを通して、目の前にある、さまざまな物、文字、建物、景色などを映すことで、関連する情報を案内してくれます。

googleレンズは、機能がわかるとピンときますが、初めて聞く人からみると、あまり想像ができない名前ですね。

観光地では、名前がわからない建物やオブジェを映すと、その説明や営業時間、入館料などを表示してくれます。

ショッピングでは、価格や評判などや、入手しやすさなどが検索できます。

レストランでは、入店前に、メニューや口コミなどを確認できます。

このgoogleレンズは、Android版のみ提供されており、iPhoneでは提供されていません。

テキストをスキャン、翻訳する
目にした言葉を翻訳する、名刺の相手を連絡先に保存する、ポスターに記載されているイベントの予定をカレンダーに追加する、複雑なコードや長いテキストをコピーしてスマートフォンの画面に貼り付けるなどの操作をして、手間を省けます。

植物や動物の種類を特定する
友だちのアパートにある植物の名前や、公園で見かけた犬の種類を調べることができます。

周辺の場所について調べる
ランドマーク、レストラン、お店の名前、評価、営業時間、史実などを確認できます。

お気に入りのスタイルを見つける
気になるファッションやリビングにぴったりの椅子を見かけたら、似たような服、家具、雑貨などを探せます。

注文する料理を決める
Google マップのクチコミから、レストランのメニューにある人気の料理を見ることができます。

コードをスキャンする
QR コードやバーコードを簡単にスキャンできます。

引用元:googleレンズ

通貨計算

海外ＳＩＭカード

SIMフリースマホであれば、海外でプリペイド型のSIMカードを購入することで、インターネット接続が可能になります。

ドコモ・ａｕ・ＳｏｆｔＢａｎｋなどの国内キャリアで購入した携帯は、ＳＩＭロックを解除する必要があります。自分でも解除ができますが、携帯キャリアの店舗で変更を行ってもらえます。

現地に到着後、空港や街中で、５分～１０分程度で、プリペイドＳＩＭを購入する事が可能です。

ショップの店員へ「Prepaid SIM card, please?」と、伝えれば通じます。難しければ、先ほど説明した翻訳アプリで伝えられると思います。

主に、利用容量と、利用期間、ＳＩＭカードのサイズを選ぶだけで、それほど難しい事はありません。設定方法がわからなければ、スマホを英語表示に切り替えて渡せば、設定もしてくれます。

もし、現地での購入手続きが心配な場合には、日本でも購入する事も可能です。

インターネット電話

LINEやSkypeなど、SNSアプリでの無料通話は、使われている人が多いと思いますが、旅先でトラブルに見舞われた際、旅行会社や保険会社など、日本国内の固定電話へかける場合が発生すると思います。

当然、現地で音声SIMカードを利用したばあい、日本への通話は、国際電話となり非常に高額な通話料金となってしまうため、おすすめしません。

ＩＰ電話サービスを利用すると、インターネット回線がつかえる場所であれば、どこでも、同じ料金で日本へ連絡する事が可能です。

いくつかのサービスを紹介します。

LINEやSkypeは、事前にクレジット購入が必要になりますが、自分の電話番号が付与されません。

折り返し電話を受けられませんので、自分の電話番号（０５０番号）が付与される050PlusかSMATalkがおすすめですが、念のために準備しておくという意味なら、維持費がかからないSMARTalkがおすすめです。

SMARTalkは、維持費が無料に加えて、留守番電話機能なども無料で利用できるため、インターネットが利用ができない場所へ一時的にいったとしても、メールでボイスメールを無料で受けとる事ができ、後で確認する事ができます。

まとめ

今回、紹介したスマホの活用方法を使う事で、初めて訪れる海外でも、安心して旅行が楽しめるとおもいます。

ただし、思わぬハプニングも、旅の醍醐味（だいごみ）です。

あまりにも便利すぎて、ずっとスマホを眺めていては、日本とかわらなくなってしまいますので、普段なら話しかけられない外国人へ積極的に会話をしてみるなど、自分の旅行をさらに楽しむような使い方をされてはいかがでしょうか。

もちろん、今回、紹介したものは、日本国内でも使うと便利なシーンが多くありますし、東京オリンピックでは、多くの外国人が日本をおとづれますので、海外旅行へいかないひとでも、インストール・設定してみると良いと思います。