家族やお友達とのちょっとしたホームパーティーといえば、どんな料理をだされていますか?
焼肉?
手巻き寿司?
ちょっと、趣向を変えて、「生春巻きパーティー」は、かがでしょうか?
生春巻き自身を見たことが無い人は居ないと思いますが、半透明なライスペーパーに色鮮やかな野菜が巻かれたものが、綺麗にお皿に並んでいるイメージがあると思います。
事前に包んだ状態の生春巻きを準備するのは、大変なイメージがありますが、各自で、それぞれに好きな具材を自分で巻いて食べるのは、会話も弾み、ホームパーティーも盛り上がります。
この「生春巻き」は、ちょっと変わったホームパーティーのメニューとして、「簡単」「おしゃれ」「ヘルシー」の三拍子がそろった、すごくオススメのメニューなんです。
生春巻きとは
生春巻きは、ベトナムを代表する料理として知られていて、レストランなどで出される料理のイメージがありますが、ご当地、ベトナムでは、屋台などで出されるおやつ感覚の料理の様です。
生春巻きは、 お米がシート状になったライスペーパーに、野菜を中心として、エビや肉を巻いた料理です。
生春巻きの具材
当然、本場で使われている具材を入れれば、本格的な生春巻きが出来上がりますが、みなさんのお好きな具材を入れると、味は無限大に広がります。
本場の具材や、私のお薦め具材を紹介しておきますが、
ここは、パーティーメニューとして、皆さん、独自の具材(変わった具材)にもチャレンジすると、きっと、パーティーが盛り上がると思います。
本場の具材は、このようなものが使われます。
- エビやサーモン
- 豚肉や鶏肉
- ビーフンか春雨
- きゅうり
- サニーレタス
- 大葉・パクチーなどの香菜類
- ニラ
- ピーナッツ
色々、試して美味しかったものを紹介すると、
- もやし
- 水菜
- アボカド
- ひき肉の甘辛炒め
- シーチキン
- ウィンナー
- 人参の千切り
- 紫玉ねぎの千切り
- パプリカ(赤・黄ピーマン)
- トマト
- 生ハム
- チーズ
- キムチ
- ゆでたまご/薄焼きたまご
- かにかま
出来るだけ、彩りが良いものを選ぶと、見た目も良く、パーティーも華やかになりますね。
もやしは、ビーフンの代わりに多めに用意しておくと、安くて・ヘルシーな生春巻きにするので、我が家の定番です。ライスペーパーも、ビーフンも炭水化物ですから・・・・ね。
生春巻きの手作りソース
生春巻きの定番ソースと言えば、スイートチリソースです。
お子様がいる場合には、マヨネーズや、そばつゆ、ごまだれなども良いと思います。
また、 スイートチリソース自身に、マヨネーズを混ぜると、一応、定番の味をベースに、お子様でも食べられる本格風味の生春巻きが食べられると思います。
なお、このスイートチリソースは、意外に、簡単に作れますので、パーティー用に多めに必要な場合には、手作りされても良いと思います。
春巻きのソース(スイートチリソース)の作り方
スイートチリソースは、5分程度で、簡単に作る事が可能です。
スイートチリソースの材料
当然、市販のスイートチリソースの方が、簡単ですが、食品添加物が色々入っているだけでなく、かなりの砂糖が使われています。
自分でスイートチリソースをつくると良くわかるのですが、市販のスイートチリソースと同じ程度の甘さに作ろうとすると、かなりの分量の砂糖が必要です。
ですので、出来るだけ、ハチミツを使われると良いと思います。ハチミツは、砂糖の2倍程度のカロリーがありますが、同じ分量で、約3倍の甘さがありますので、全体としてのカロリー量も抑える事が出来ます。
スイートチリソースの作り方
1.鍋でお湯を沸かして、赤唐辛子が柔らかくなるまで茹でてください 。
2.赤唐辛子をと取り出し、ハサミで細かく切ってください。
唐辛子を切るときには、ビニール手袋をする事をお薦めします。ビニール手袋をしないと、あとで、顔や目をこすった場合、唐辛子成分がついて大変な事が起きます。
3.ニンニクはすりおろしてください 。
4.すべての材料を鍋にいれて、中火で鍋を揺すりながら煮詰めてください。
容量が1/3程度になったら完成です。
保存用の瓶、もしくは、小皿にもって冷ましてください。
生春巻きパーティーのコツ
基本的には、手巻き寿司パーティーと同じように、具材は、みんなが自由な位置からとれるようにしておきましょう。
ライスペーパーは、湿気が多い場合には、くっついてしまう可能性があるので、もし、湿度がかなり高い日や、水気が多い場所、水をこぼしやすい場所に置くのは、できるだけ避けましょう。
子供や、他の料理を含めて少しづつ食べたい場合には、半分に切るか、小さめのライスペーパーも販売されていますので、準備されると良いと思います。
都度々、食べるたびに、春巻きを1枚づつ戻しながら食べますが、1分程度で直ぐに巻ける状態になりますので、直ぐに食べたい場合には、食べている間に戻しておけば、それほど、戻し時間は気になりません。
その際、パーティー用の準備としては、
- ライスペーパーを戻す為に、お皿に水を入れておく
- ライスペーパーを戻し中に置く場所として、薄いザル、もしくは、濡れ布巾を各自準備して置く
生春巻きの巻き方
生春巻きを巻くのは、特に、難しいことはありませんが、あまり巻いたことが無い人が多いと思います。
ライスペーパーはそのままでは固くて巻けないので、水にくぐらせて柔らかく戻してから使います。あまり長く水につけると破けやすくなるのでサッとくぐらせる程度で大丈夫です。
ザルや、濡れ布巾の上に、30秒程度おいておくと、ライスペーパーがやわらかくなります。
生春巻きは春巻きのように具材を一度に包みません。柔らかい野菜類を先に包み、そのあとに形のきれいなエビなどを包みます。そうすることによって見栄えがきれいになります。
1.ライスペーパーの端から、レタスなどの野菜類をのせて一度包みます。
ザルか、ぬれ布巾の上にのせてにはさんでください。
2.2周目に巻く具材としては、色が鮮やかな食材(サーモン・エビ・アボカドなど)を置きます。
巻き終わったときにきれいになるような並び方を意識してくださいね。
3.もう一度包んで出来上がりです。
巻き終わった生春巻きはくっつきやすいので離して並べましょう。一度くっついてしまうと、取る際にライスペーパーが破れてしまったりもするので、お気を付けくださいね。
まとめ
生春巻きは、デザートとして食べる事も出来ます。
フルーツ(いちごやバナナなど)や、甘い(あんこやチョコレート、生クリームなど)を巻くことで、生春巻きの透き通ったライスペーパーの特徴を生かした、見た目にもオシャレな、デザートが出来上がります。
ライスペーパーがお餅の感覚になります。
具材は、クレープをイメージすると良いと思います。
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