自宅で、焼きそばをつくると、どうしても「べちゃ」・「ぼて」っとしてしまいますよね。
なぜ、屋台で売っている様な、パリッと香ばしい焼きそばにならないんだろう?
っと、あきらめていませんか。
たかが、焼きそば!
されど、焼きそば!
今週末は、お子さんにも「パパの焼きそば美味しい」と言わせてみませんか?
市販の焼きそば麺のメーカーが推奨する作り方では、あの「屋台で売っている様な、パリッとした焼きそば」は、絶対に作る事が出来ません。
自称「焼きそば専門家」の私がおすすめする、美味しい焼きそばの作り方を紹介します。
失敗する理由
自宅で、焼きそばを作る際に、「あんかけラーメーン」の様な、べちゃっとした焼きそばになってしまう理由は、2つです。
1つ目は、水分!
焼きそば麺を販売しているメーカーの作り方を見てみましょう。
いずれも、麺をほぐす際に、「水を加える」方法を説明しています。
水を加える事で、麺がほぐれやすくなりますが、全体として水っぽい焼きそばになる原因にもなっています。
そして、
2つ目は、温度!
家庭用のコンロは、どうしても火力が弱い為、水を入れてしまうと、フライパンの温度が下がってしまいます。
このやり方では、絶対に、屋台の様な、美味しい焼きそばにはなりません。
美味しい焼きそばの作り方
焼きそばの材料
焼きそばの材料は、あえて説明する必要は無いですね。
キャベツと豚肉をベースに、あまり野菜をなんでも入れて構いませんが、白菜など、水気の多い野菜は、先ほど説明した、水っぽい焼きそばの原因になりますので、避けた方が良いですね。
焼きそばの作り方
それでは、屋台の様なパリッとした美味しい焼きそばのコツを踏まえて、作り方を説明していきます。
1度に2人前以上を調理する場合には、出来るだけ大きいフライパンを利用して、具材が火に接する面積が広くなるようにしましょう。
1.フライパンに油を引く
フライパンに、やや多めの油(1人前で大さじ2程度)を引いてください。
2.焼きそばの麺を投入し、フライパンを熱してください
焼きそばをほぐさずに、フライパンに投入してください。
コンロの火は、強火にして、しっかりと焼い目をつけていきましょう。
この際、絶対に、無理に麺をほぐさないようにしてください。
これ以降は、コンロの火は、ずっと、強火のままで調理していきます。
3.麺に焦げ目がついたら、裏返す
十分に焦げ目がついてきたら、麺を裏返してください。同じく、焦げ目がつくまで、強火で焼いていきます。
徐々に、自然と麺がほぐれてきます。かならず、自然にほぐれます。
麺がほぐれたら一旦取り出しておきましょう。
4.野菜を炒めてから、再度、焼きそば麺を戻してください。
野菜をかるく炒めてから、再度、先ほど焼き目を付けた焼きそば麺を戻してください。
野菜の量により、味が薄くなりますので、 必要に応じて、塩・コショウをふりましょう。
野菜は、麺を再投入してからも、火が通っていきますので、この段階では、あまり炒めすぎない様にしましょう。
野菜からも、どんどん水が出てきますので、麺に水分が吸い込まれてきますので、ここからは、短時間で調理ですね。
5.ソースを入れてからめる
市販のソースをそのまま、投入してく全体的にからめてださい。
6.完成
お皿に盛りつけて、完成です。
まとめ
家庭料理のお昼の定番メニューである「焼きそば」を、格段においしく作るためのポイントを紹介しました。
何の疑問をいだかず、メーカー推奨の作り方が広まってしまいましたが、今回ご紹介したテクニックをぜひ活用して、おいしさの違いを実感していただきたいと思います。
焼きそばの調味料として、ゴマ油・ニンニク・ショウガ・ラー油などを、ちょっと加えると、ひと味、違った風味も味わえますので、是非お試しください。
最近のガスコンロは、火力も強くなっていますので、ガスコンロをお安く交換する方法も、当ブログで紹介していますので、参考になさってください。
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