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新生活スタート!通勤・通学の定期券を見直して、お小遣いを増やそう

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新生活が始まる時期には、定期券を購入する機会が増えてきますが、なにも考えずに、なにげなく購入していませんか。

定期券などの交通費は、生活費の中でも高額な出費になる事も多いので、少しでも工夫して節約する方法をご紹介します。

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分割購入で、定期券を安く購入する

定期券を安く購入する方法として「分割購入」という購入方法があります。

分割購入とは、その名のとおり、1つの経路を、複数区間に分割して、購入する事です

例えば、横浜ー東京までの経路を、東京-蒲田と蒲田ー横浜の2区間で購入することになります。

普通の買い物であれば、より多くの品物をまとめ買いした方が、割安になるため、1つの区間で長い距離の定期券を購入した方が安くなると考えてしまいますよね。

しかし、ガソリンスタンドの例を考えてみましょう。

複数のガソリンスタンドがある、激戦地域と、1つのガソリンスタンドしかない地域では、ガソリン価格が変わってくるように、電車に関しても、同じ区間で、複数の会社が競い合っている場合には、「特定区間運賃」というのがあり、その区間の定期券・切符は、割安になっているんです

それでは、先ほどの、東京-横浜のJR東日本の6カ月定期券の金額を比べてみましょう。

1区間で購入(東京-横浜) : 67,980円

2区間で購入(東京-横浜) : 63,240円
    東京ー蒲田: 31,620円
    蒲田ー横浜: 31,620円

4,740円もお得になります

東京ー横浜間には、JR・東急東横線・京急線など、複数の鉄道会社がありますよね。

しかし、「こんな激戦路線に住んでいない」という方でも、分割購入により安くなるパターンがあります。

例えば、JR線は、各路線の「営業キロ」というものを基準として料金が計算されていますが、「11~15キロ」の運賃は「240円」で、その倍の「26~30キロ」の運賃は「510円」となっています。じつは、長い距離を乗車した方が、割高になるパターンがいくつか存在します。30キロであれば、15キロを2区間に分割する事で、480円で乗車する事が可能です。

それ以外にも、色々とパターンがありますが、そんな計算を一発で行ってくれる計算プログラムがありますので、是非、参考になさってください。

乗車券分割プログラムは、こちら

ここで出て来たお得な区間に対して、念のため、えきねっとなどの公式サイトで、定期代を確認しておくと安全です。

なお、この「2区間定期券」は、自動券売機では、新規購入できません。

みどりの窓口へ行って、定期券の申込書を記入して購入します。その際、「分割購入」で定期券を購入する旨を伝えてください。

一度、新規購入すると、継続に関しては、自動券売機で手続きが可能です。

JR東日本の場合、新規購入は7日前からになります。3月末は、みどりの窓口が非常に混雑するため、余裕をもって購入してください。

モバイルsuicaの場合は、コールセンター(048-645-7007)への電話申し込み、もしくは、定期券申し込みフォームからの申し込みを行うと、折り返し電話、もしくは、メールにて登録された情報の連絡がありますので、あとは、モバイルSuicaの画面で予約情報を確認して、定期券を購入できます。

JR東日本、通勤定期券の新規購入申し込みフォームは、こちら

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児童扶養手当を活用して、定期券を安く購入する     

児童扶養手当などの支給を受けている世帯が、JRの通勤定期乗車券を購入する場合は、およそ3割引きで購入できます。

利用するには、各自治体で「特定者資格証明書」と「特定者用定期乗車券購入証明書」の交付申請を行う必要があります。詳細な手続きは、各自治体窓口へ問い合わせてください。

この制度は、世帯が対象となっているため、例えば、遠地の学校へ入学した子供に、定期的に合うため、親が定期券を購入する場合にも適用されます。

児童扶養手当の他、生活保護や母子福祉年金の受給を受けている場合にも、適用されます。

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定期券の購入期間を1駅先にする

各鉄道会社の定期券は、乗車区間を1駅先にしても、定期代が変わらない区間があります。

目的の駅から1つ先や、ご自宅の駅の1つ手前などに、買い物や食事などでよく行かれる駅があれば、その区間までの定期券を発行しておくと、そこへの移動が無料になりますので、実質的に定期券を安く購入できたことになります。

調べ方は、いたって簡単です、各種インターネット上の乗り換え案内アプリなどで、定期券の検索を行い、両駅の区間を前後に変更してみて、同じ料金か確認してみましょう。

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定期券ではなく、株主優待券の優待乗車証を利用する

JRや私鉄各社の株主であれば、株主優待として、乗車券が無料もしくは、割引になる株主優待乗車証をもらう事が出来ます。

この株主優待乗車証は、チケットショップやネットオークションで売買されているので、株主でなくても有料で、入手する事は可能です。

  • JR東日本・・・JR東日本全線の20%の割引
  • 小田急電鉄・・・電車全線、もしくは、電車全線およびバス全線共通優待乗車証
  • 京王電鉄・・・ 電車全線、もしくは、電車全線およびバス全線共通優待乗車証
  • 京成電鉄・・・ 電車全線、もしくは、電車全線およびバス全線共通優待乗車証
  • 東急電鉄・・・ 電車全線、もしくは、電車全線およびバス全線共通優待乗車証(6カ月+1週間)

例えば、小田急電鉄の場合、

ヤフオクでは、 電車全線の優待乗車証は、¥70,000程度で取引する事ができ、PASMOへの写し替えも可能です。

長距離の場合や、定期区間以外への移動も多い人は、お得になりますが、定期区間内のみの場合には、大きな価格メリットは無いかもしれません

また、唯一のデメリットとしては、利用期間が、各社の決算月により決まっている事です。

株主への優待券の郵送は、それぞれ5月下旬と11月下旬のため、有効期限も同期限になっています。

学生であれば、経路が変わる事は無いかと思いますが、通勤の場合には、急に、転勤になった際に、定期券であれば、払い戻しが聞きますが、この優待乗車券は、再度、チケットショップに持ち込むしか方法はありません。

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クレジットカード決済で、ポイント還元

鉄道会社の多くは、自社発行のクレジットカードを発行しています。

自社発行のクレジットカードを利用する事で、通常のお買い物より優遇されたポイント還元がされるケースもあるため、普段のお買い物を含めて、利用される場合には、おすすめです。

JREカードの場合、定期券購入やオートチャージでJREポイント付与率が3倍にアップします。

通常なら1,000円あたり5ポイントのところ、定期券を購入すると1,000円ごとに15ポイントが付与され、還元率は1.5%となります。また、普段のオートチャージにおいても、JREポイントを貯める事ができます。

さらに、アトレやテルミナといったJR系列の優待店では、還元率が3.5%にまでアップします。

また、EPOSカードについては、「選べるポイントアップ」という制度があり、事前に登録しておくとポイントが3倍になり、還元率が1.5%になります。JR各社、及び、東急電鉄、東京メトロ、つくばエキスプレスなどが対応しています。

年会費無料のEPOSカード入会(こちらから、入会すると、さらに優待ポイントがもらえます)

新年度シーズンには、定期券の購入が増加する為、各社クレジットカード会社がキャンペーンをしている事が多いので、キャンペーン登録を忘れずにしてください

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商品券で、購入する

私鉄の多くは、自社の百貨店を保有しており、そこで発行されている商品券を利用する事により、定期券が購入できる場合があります。

商品券は、チケットショップなどでも、安く購入できる為、実質的に、定期券を安く購入できます。

例えば、小田急百貨店や、 東急百貨店の商品券で定期券が購入できます。なお、小田急についてはギフトカードでも定期券が購入できます。ヤフオクでは、5~10%程度の価格で購入できます。

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定期券を買いに行くまでの電車賃

鉄道会社の多くは、定期券を買うために電車に乗った場合に、その駅へ行くまでの乗車運賃を無料にしています。

鉄道会社によって名称は異なりますが、最寄り駅で「定期券購入乗車票」を発行してもらい、定期を購入した際に、切符と一緒に提示する事で、返金してもらう事が可能です。

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まとめ

安く定期券を購入する方法は、さまざまですが、まずは、自分の通学・通勤経路が「分割購入」で安くなる条件に該当するか確認しましょう。

その他は、みなさんのライフスタイルに合わせて、組み合わせながら、活用してみてください。

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