入会金・年会費無料のイオンゴールドカードを、ご存じですか。
有料のゴールドカードには、及ばないものの、ゴールドカードならではの様々な恩恵を得られるクレジットカードなんです。
一般的なイオンカードは、イオンの店舗へ行くと、カード発行のコーナーがあり簡単な手続きで、簡単に入会する事ができる、流通系クレジットカードとして人気の高いクレジットカードです。
正社員や公務員はもちろん、フリーターや専業主婦など、18歳以上(高校生不可)で電話連絡可能な方であれば、発行する事ができる、審査基準が低いカードとして知られています。
事前にインターネットで申し込みを行えば、なんと、当日のお買い物で利用ができる即日カードも発行してくれます。
そんな、イオンカードには、招待制度(インビテーション)でのみ発行できる、最上位ステータスのゴールドカードが存在し、そのカード保有していると、無料で、さまざまな優遇サービスを利用できます。
今回は、そんなメリットいっぱいな、ゴールドカードのインビテーションをうける方法について、ご紹介します。
イオンカード(一般カード)について
まずは、普通のイオンカードの基礎情報について、少し、解説しますね。
イオンカードは、イオングループの金融会社であるイオンクレジットサービス株式会社が発行する、クレジットカードです。
イオン系列店舗(イオン、ビブレ、マックスバリュなど)や、その他、一般店舗・ネットショッピング・公共料金の支払い、VISA,MASTER,JCBなどの国際ブランドが使える海外のお店でも、クレジット決済で支払うことができます。
イオン系列店舗では、イオンカードで決済することにより、通常の2倍のWAONポイントが獲得できたり、毎月20日と30日は5%割引になります。
イオン系列店舗以外の買い物でも、毎月5の付く日には、WAONポイントが2倍、毎月10日にはイオンカード決済でときめきポイントが2倍になります。
クレジットカードとして利用するだけでなく、電子マネーWAONが使えたり、現金支払いの提示によりポイントが貯まる、WAON POINTカードとして利用する事もできます。
イオンゴールドカードについて
イオンゴールドカードは、イオンカードを頻繁に利用する方に対して、イオンクレジットサービス株式会社から招待制度でのみ発行される、入会金・年会費無料のクレジットカードです。
一般カードは、イオン系列店舗の利用が少ない人にとっては、それほどメリットが無いカードですが、ゴールドカードにアップグレードすると、イオン系列店舗の利用が少ない人でも、年会費が無料とは思えないさまざまなサービスが利用できます。
例えば、
- イオンラウンジサービス
- 空港ラウンジサービス
- 海外旅行傷害保険
- 国内旅行傷害保険
- ショッピング保険
- 家族会員ゴールドカード
などのサービスが付帯されます。
イオンゴールドカードの優れたメリットを紹介
それでは、無料で提供されるイオンゴールドカードの優れたメリットを紹介していきます。
イオンラウンジサービス
イオンラウンジサービスは、一部のイオン店舗に設置されている、ラウンジ(休憩所)を、無料で利用できるサービスで、イオンゴールドカード、イオンの株主優待カード「オーナーズカード」保有者のみが利用できます。
イオンラウンジは、全ての店舗に設置されているわけではありませんが、全国の店舗で提供されています。イオンモールであれば、ほぼ、間違いなく設置されています。
>>イオンラウンジの設置店舗は、こちら(googleマップ)で検索
ラウンジの設置場所は、イオン店舗・モール内の目立つ位置ではなく、奥の方の目立たないエリアに設置されていますので、わからなければ、サービスカウンターやフロアマップで確認しましょう。
イオンラウンジ内では、無料でトップバリューの試供品(ドリンク、お菓子など)が提供されたり、新聞・雑誌が読めます。
空港ラウンジサービス
国内の、下記6か所の空港ラウンジサービスが利用できます。
- 羽田空港・・・6か所
- 成田空港・・・1か所
- 新千歳空港・・・1か所
- 伊丹空港(大阪国際空港)・・・1か所
- 福岡空港 ・・・2か所
- 那覇空港・・・1か所
イオンカードの公式サイトには、あまりアピールされていませんが、実は、成田空港だけでなく福岡空港も、国際線で利用できるラウンジが設置されています。
空港ラウンジの設置場所は、通常、クレジットカードで利用できる空港ラウンジは、空港内の手荷物検査場の前、もしくは、出国前に設置されているため、飛行機に乗るギリギリまでくつろぐことが難しい場合があります。
特に、地方の小さい空港であれば、あまり影響はありませんが、大きな空港だと使いにくいケースもありますね。
実は、羽田空港と、福岡空港は、特別で、非常に便利な所に設置されています。
羽田空港(第一ターミナル)の便利なラウンジ
JALを利用する方は、下記の2か所が、出発ゲートエリア(手荷物検査場の後)に設置されています。
- POWER LOUNGE SOUTH(営業時間/6:00~21:00)
- POWER LOUNGE NORTH(営業時間/6:00~20:30)
※1か所、出発ロビー(手荷物検査場の前)に設置されています。
羽田空港(第二ターミナル)の便利なラウンジ
ANAを利用する方は、下記の2か所が、出発ゲートエリア(手荷物検査場の後)に設置されています。
- POWER LOUNGE NORTH(営業時間/6:00~21:30)
- エアポートラウンジ(南)(営業時間/6:00~20:00)
※1か所、出発ロビー(手荷物検査場の前)に設置されています。
福岡空港の便利なラウンジ
国際線を利用する方は、下記の1か所が、国際線旅客ターミナル 3F 搭乗待合室内(出国手続きの後)に設置されています。
- ラウンジTIMEインターナショナル(営業時間/出国審査開始時間~21:00)
羽田空港のラウンジは、朝の時間帯に、ベーグルやパンなどの無料の朝食が配布されています。なくなり次第終了となりますが、1日に複数個所のラウンジを利用できるため、はしごする事も可能です。
海外旅行保険
イオンゴールドカードは、無料とは思えない海外旅行保険が付帯されています。海外旅行中のケガや病気の治療費、携行品の破損・盗難、ホテル設備の損害賠償などが補償されます。
- 傷害による死亡・後遺傷害・・・最大 5,000万円
- 傷害による治療費用・・・1事故の限度額 300万円
- 疾病による治療費用・・・1疾病の限度額 300万円
- 携行品損害・・・年間限度額 30万円(1事故につき免責金額3,000円)
- 賠償責任・・・1事故の限度額 3,000万円
- 救援者費用など・・・年間限度額 200万円
他のクレジットカードより補償額が高く、例えば、同じ年会費無料のゴールドカードである、エポスゴールドカードよりも補償額が高いのが特徴です。
ただし、イオンゴールドカードは、自動付帯ではなく、利用付帯になりますので、海外パッケージツアーなどの費用か、 日本出国前に海外旅行に伴う公共交通機関の費用をクレジットカードで決済する必要があります。
死亡補償以外は、複数のクレジットカードを合算する事が出来る為、イオンゴールドカードと、エポスゴールドカードを両方保有しつつ、旅行代金の決済をイオンゴールドカードで行うと良いと思います。
なお、同伴者の保険については、イオンクレジットカードの公式サイトに、下記の内容が記載されていますので、同伴者がご家族であれば、事前に「家族カード」を発行されることをおすすめします。
保険適用条件を満たしたお支払いである場合、「お支払いいただいたイオンゴールドカード会員さま」および「ご同伴者さまでイオンゴールドカードをお持ちの方(家族・友人問わず)」に保険が適用されます。
引用元:イオンカード
※保険適用条件を満たすお支払いをしていただいても、イオンゴールドカードをお持ちではないご家族さま・ご同伴者さまは保険適用対象外です。
また、イオンゴールドカードには、 渡航先でトラブルに遭遇した際、ご相談できる「海外サポートデスク」が提供されています。病院への移送や、医師の手配などをしてくれます。
国内旅行保険
国内航空機、電車、バス等の搭乗中のケガや、宿泊施設に宿泊中の火災等によるケガなどに対して、補償されます。
補償内容は、下記となります。
- 傷害による死亡・後遺障害・・・3,000万円
- 傷害による入院/通院/手術・・・入院保険金:日額5,000円/通院保険金:日額3,000円
補償が適用される条件は、宿泊を伴う国内旅行ツアーや、公共交通機関、宿泊代などを、クレジットカードで決済した場合に補償されます。
ここで、注意が必要なのは、事前に決済している必要があります。
国内の宿泊施設を利用する場合には、現地でチェックアウトの際に、決済する事が多いので、公共交通機関を利用せず、移動は、自家用車を利用して国内旅行をする場合は、対象外になってしまいます。ネット申し込みなどで事前に決済可能であれば、実施しておくと良いでしょう。
ショッピングセーフティ保険
クレジットカードの決済により購入した商品が、偶然による事故(破損事故、火災事故、盗難事故)にあった場合に、年間300万円までの補償がついています。
1品5,000円以上の商品が対象となりますが、免責金額がゼロで、購入日から180日間の補償が得られます。
他のクレジットカードでは、免責金額が発生したり、補償期間が90日程度ものも一般的ですが、イオンゴールドカードは補償が充実しています。
さらに、貴金属類・コンタクトレンズ・自転車などの一部補償対象外商品がありますが、他のクレジットカードでは補償対象外となっている、スマートフォン、パソコン、デジカメなどの電化製品が、補償対象となっています。
比較的、高額になる電化製品を購入する際には、イオンゴールドカードで決済し、万が一に備えて、売上伝票を保管しておくことをおすすめします。
家族カード
イオンゴールドカードには、同じく、年会費無料で家族カードを発行する事ができます。
他のカードは、本会員より低い補償しかえられませんが、イオンゴールドカードは、家族カードにおいても、本会員と同様の海外・国内旅行傷害保険、ショッピングセーフティ保険が適用されます。
大学生のお子様など、18歳以上で高校生を除く方や、支払い能力が低下した定年後のシニア世代の両親でも、家族カードを発行する事ができますので、補償対象者を広くできます。
インビテーションの獲得方法
それでは、いよいよ、インビテーションの獲得方法を説明していきます。
なお、イオンゴールドカードの取得条件は、クレジット発行会社からは一切公表されていませんが、様々な方の情報をもとに、確からしい情報が飛び交っています。ここでは、それらの情報をもとに、どんな条件を満たせばイオンゴールドカードの「インビテーション(招待)」が来るのかを解説します。
まず、イオンゴールドカードには、2種類あり、それぞれで、インビテーションの取得方法が異なります。
- イオンゴールドカード ・・・クレジット機能のみ
- イオンゴールドカード セレクト・・・イオン銀行キャッシュカード機能+クレジット機能
実は、イオンゴールドカードセレクトに関しては、公式サイトに発行条件が掲載されているため、確実に取得したい人は、イオン銀行で、イオンゴールドカードセレクトの獲得を目指した方が良いと思います。
イオンゴールドカードの取得方法
イオンゴールドカードのインビテーションをもらう為には、まず、一般のイオンカード会員になる必要があります。
インビテーションが送られてくるイオンカードは、下記の2種類となります。
- イオンカード(WAON一体型)
- イオンカード(ミッキーマウス デザイン)
イオンJMBカード、イオンSUICAカード、コスモ・ザ・カードなど、提携カードでは、ゴールドカードのインビテーションを取得する事ができないので、注意しましょう。
ゴールドカードのインビテーション獲得条件は、下記となります。
ただし、「年間のイオンカード利用金額が100万円以上」以外の条件での、インビテーション獲得情報が少なくなっています。
イオンゴールドカードセレクトの取得方法
イオンゴールドカードセレクトのインビテーションをもらう為には、まず、一般のイオンカードセレクト会員になる必要があります。イオンカードセレクトは、イオン銀行で銀行口座の開設を行う際に、クレジットカード機能付きのカードを発行する事で、発行する事ができます。
インビテーションが送られてくるイオンカードは、下記の2種類となります。
- イオンカードセレクト(WAON一体型)
- イオンカードセレクト(ミッキーマウス デザイン)
ゴールドカードのインビテーション獲得条件は、下記となります。
ただし、イオンゴールドカードと同様に、「年間のイオンカード利用金額が100万円以上」以外の条件での、インビテーション獲得情報が少なくなっています。
イオンゴールドカードセレクトに限って言えば、公式サイトに、下記の発行条件が記載されています。
イオンゴールドカードセレクトは、イオンカードセレクトをお持ちで、直近1年間のカードショッピング100万円以上など所定の条件を満たされた方に発行しております。
引用元:イオン銀行
まとめ
イオンゴールドカード、及び、イオンゴールドカードセレクトのインビテーション獲得条件は、年々厳しくなっているようです。
イオンゴールドカードなら、入会金・年会費が無料で、イオンラウンジ・空港ラウンジ・国内外旅行保険・ショッピング保険など、様々なサービスがずっと無料で受けられます。
なお、一度、ゴールドカードを発行すれば、年間利用額を維持する必要はなく、権利を剥奪されることは無いようです。
是非、インビテーションを獲得して、イオンゴールドカードを活用しましょう。
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