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そろそろ買い替え時?ビルトイン型のガスコンロを自分で交換する方法

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皆さんのご自宅で使われているガスコンロを、そろそろ交換したいと思っていませんか?

ガスコンロの平均寿命(買い替え時)は、10年~15年といわれています。

ガスコンロの周辺は、調味料油の飛び散りなどで、キッチンの中で最も掃除で取れにくい汚れが蓄積していきます。

さらに、高い火力で熱せられる事で、各部品の劣化も早く、点火しずらくなったり火力も低下してく為、我慢しながら使っている人も多い様です。

最近のマンションにはビルトイン型のガスコンロが設置されていますが、システムキッチンと一体となっている為、どの様に取り付けられているか良くわからなく、ガスコンロを交換するにはマンションの施工業者にお願いするしかないと思い込みをされている方も多いと思います。

大手ガス会社から販売されているケースだと、ガスコンロ本体と取付設置料を含めて10万円以上かかってきます。ガスコンロの交換作業だけ、施工業者にお願いする場合でも、3万円程度かかる場合がほとんどです。

実は、ガスコンロの交換は、ビルトイン型であっても、普通に日曜大工ができる程度の人であれば、ものすごく簡単に行えることがわかりました。

今回は、ビルトインガスコンロを、自分で交換する方法をご紹介します。

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ガスコンロの種類

一般的に、ガスコンロには、「テーブルコンロ」「ビルトインコンロ」の二種類が存在します。

  • テーブルコンロとは
    昔からおなじみのガスコンロですね。台所の脇にある低いテーブル上に据え置くタイプのコンロで、 台所に置いてガスホースと接続します。
  • ビルトインコンロとは
    今や、新築マンションなどで、標準的になっている、システムキッチンで組込まれているタイプのガスコンロです。台所に一体化させるために、取付作業が必要になります。

ビルトインコンロは、キッチンと一体化している為、「取り外し・取付け、なんて自分で出来るわけがない」っと思い込んでいる人が多いですが、意外と簡単に設置する事ができます。

ビルトインコンロの種類は、難しくない

さらに、新しいビルトインコンロを購入する際に、確認が必要となるビルトインコンロの種類について説明します。

ビルトインコンロには、2個口・3個口や、両面焼きグリル有無など、各メーカーによって機能は様々ですが、大きさに関しては各メーカーとも共通的な仕様になっている様です。

つまり、これさえ間違わなければ、取り換え料金どころか、大手の不動産会社やガス会社などの言いなりのメーカー・価格で購入する必要はありません。

まるで、テレビを購入する様に、ネット通販などで、自分に合った機能のガスコンロを比較購入する事が可能です。

交換する際に、合わせなければならない、ビルトインコンロの種類はこれだけ
  • ガスコンロのサイズを確認する・・・2種類
    天板の横幅が「60cmタイプ」と「75cmタイプ」の2タイプがあります。本体は基本的には同じになりますが、古いシステムキッチンには、56cmタイプのものがあるようなので、そこは注意をしてください。
  • ガスの種類を確認する・・・2種類
    都市ガス(12A・13A)とプロパンガス(LPG)があります。

特殊なシステムキッチンでない限り、上記の2点が一致していれば、そのまま、交換が可能です。

現在、利用されているガスコンロの説明書が保存してあれば、この2点を確認してください。もし、説明書が無ければ、ガスコンロを自分で測ったり、ガス会社に確認すれば、直ぐに確認できます。

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ビルトインコンロの交換準備

ガスコンロの交換に関する流れを、事前に理解しておくと、ガスコンロを使用できない期間を、できるだけ短くすることができます

料理をされない人も、コーヒーやインスタントラーメンなど、お湯を沸かす為にも、水道に続いて利用頻度が高く、ガスコンロが使えないと非常に不便ですよね。

きちんと、作業全体の流れを理解して、短時間で交換作業を行いましょう。

それでは、ガスコンロの交換に関する、全体の流れと、事前準備について、ご紹介したいと思います。

全体の流れ、

  1. ガスコンロのガス管の取付位置をチェックする
  2. ガス会社など、ガス管の取付工事を依頼する
  3. ガス管の取付工事前日に(自身のある人は、直前に)、ガスコンロを交換する
  4. ガス管の取付工事日に、ガスコンロにガス管を接続してもらう(※工事会社作業)
  5. ガスコンロを廃棄する

ガス管の取り外しは、特別な資格は不要ですが、ガス管の取付だけは工事資格が必要になります。

ガス管の取付工事は、ガス会社や、施工業者に依頼をしてください。 作業自身は非常に簡単なのですが、取付後に、ガス漏れチェックなどをしていただけますので、ここは、無理せずに依頼しましょう。

取付工事は、ガス会社の方が若干高めです。大手のガス会社は、結局、下請け業者へ発注するだけなので、地元のガス施工会社に依頼した方が安く済むでしょう。安いところだと5千円程度で済むようです。

取付工事会社への依頼方法は、「ビルトインコンロのガス管を接続してください。既に、コンロは設置済です。」というだけで、工事日の調整をしていただければよいです。

その際、ガス管の取付位置が大きく変わる場合には、下見などが発生する場合があるようですので、購入されたガスレンジのガス管接続場所(位置)を、事前に確認しておくことをお勧めします

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ビルトインコンロの取り外し方

それでは、ビルトインコンロの具体的な外し方を説明します。

私が使用していたコンロを基準としていますが、どのメーカーもそれほど違いは無いようです。

準備道具
  • 軍手(ガスコンロが非常に重たいので、汚れ防止と、手が痛くなる事を防止しましょう)
  • エプロン(衣服の汚れ防止)
  • ドライバー (標準的なもので十分です)
  • モンキレンチ

まずは、コンロを外した時に、取りはずしたコンロを一時的に置く場所を確保してください。ガスコンロは、予想以上に重たく、汚れていると思いますので、廃棄予定の段ボールの上に、新聞紙などを敷かれると良いです。

何は、ともあれ、作業の最初にガス栓を締めましょう。その後で、ガス管を外すなどの作業を開始してください。

ガスコックが空いている状態

ガスコンロの下に、ガス管がつながっている接続部に、ガスコックがあります。

ガスコックが閉じた状態

右回りに廻して、ガスコックを締めてください。

ガス管の外し方

スパナで、左回りに廻してください。かなり、力が必要です。

それでは、取り外しの手順を説明します。

取り外し手順
  1. ガス栓を締める(※絶対に忘れずに最初に行ってください)
  2. ガス管を外す
  3. グリルや足など、はずせるものはすべて外しましょう
  4. コンロサイドのスペーサー(左右の隙間を埋める蓋のようなもの)を外す
  5. 天板を外す(奥の大き目のネジを緩めて、スライドさせる)
  6. 左右のネジを緩める
  7. 取っ手を持ち上げて外す(少し手前を押して、斜めに外すことがコツ)

これで、取り外しは完了ですので、取付る前に、お掃除しちゃいましょう。

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ビルトインコンロの取り付け方

つぎは、いよいよコンロの取付です。

おそらく、新規に購入されているので、基本的には、取り扱い説明書に従って取り付けていただければよいですが、取り外しの際に、感じたと思いますが、ガスコンロは金属の塊ですので、それなりに重たいです。汚れていない新品のガスコンロでも、軍手をはめて作業をされた方が良いと思います。

下記に基本手順を説明しておきます。

取付方法の基本手順
  1. 新しいガスコンロの天板やゴトク・グリルトレイなどを外して、システムキッチンへ格納する
  2. サイドのネジ穴を利用して、新しいコンロを固定する
  3. 天板(ガラストップ)をかぶせて、ネジなどで固定する
  4. ゴトク・グリルトレイなどを設置する

ガスコンロの格納作業

取っ手を持って、奥から差し込む様に格納してください。

ガスコンロをネジ固定

4か所にネジをつけて、ガスコンロを固定します。

天板・ゴトクをつける

天板をかぶせて、固定します。
ゴトク・グリルなどを設置します。

また、ここまでできていれば、取り外しと逆にすれば良いだけですが、先ほども説明しましたが、最後のガス管の取付だけは、工事業者にお願いしましょう

工事会社でのガス管の接続は、ものの10分程度で終わりました。

ガス漏れチェック後に、着火確認をしていただきましたが、その際に、ガス臭いにおいがしましたが、工事会社の担当者からは、「新品のコンロだと、塗られているオイルが蒸発して、オイル臭がするんです」とのことでした。

ちょっと、ドキッ!としましたが、今回、担当いただいた作業員の方は、取付だけでなく、着火確認や新しいガスコンロの使い方まで、説明をしていただきました。

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取り外したガスコンロの処分(引き取り)方法

ビルトインガスコンロを一番安く処分する方法は、粗大ゴミとして自治体に回収(引き取り)してもらう方法だと思います。

手続きも簡単で、自治体の粗大ゴミ受付センターに電話かインターネットで依頼するだけです。粗大ゴミ処理券を購入し、ガスコンロに貼り付けて出したら、指定日に回収してもらえます。1台で、300〜500円程度です。

もしかすると、買取してくれる可能性がありますので、一度、不用品買取へ相談されても良いと思います。

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まとめ

もともとは、2~3万円程度の節約のために、自分でガスコンロの交換を行いましたが、ネット注文などでガスコンロ本体もお安く手に入りましたので、全体としては大手ガス会社に一式依頼するより半額程度の節約になりました。

某クレジット会社の20%還元キャンペーンを利用させていただいた事を含めれば、半額程度に収まった形です。

ガスコンロは、10〜15年が平均寿命です。2008年以前に製造されたものは、安全装置が付いていない為、事故などのリスクも考え、早めに交換したほうがいいでしょう。

なお、普段のガスコンロのお手入れは、下記の記事を参考にされてはいかがでしょうか?

「コジカジ」ブログのガスコンロのお掃除記事

今回、ご紹介したガスコンロを自分で交換する方法は、カラーボックスよりネジを回す回数は少ないので、DIYにおける難易度は、かなり簡単な方だと思います。是非、みなさんもチャレンジしてみましょう。

※念押しですがガスの取り扱いには、くれぐれも注意してください。

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